1. |
ao
05:29
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いつになる?
私らはほら初めての音 おいで
全身に貼る柔らかい光の残滓で
気づいて 笑っていて欲しくて
雨が降る理由は分からなくて
それでも私が今恋しかった理由なら
目に見えるまで連なるような
あなたに鮮やかな大空渡れば
あの雨は籠った巣の中へ
吹いて 解かしていてくれた
ヒコバエは縋る膝の隣で
地上に置く今はもう深く衰えた場所で
小蔭で芽吹く理由は分からなくて
それでもあなたがまた振り向いた理由なら
目も消えるまで儚いような
あなたに揺々暗転さえあった
あの雨は曇った夢の中へ
突き抜けて 溶かしていてくれるかな
目に見えるまで連なるような
あなたに鮮やかな大空渡れば
もう雨は籠った巣の中へ
吹いて 解かしてくれた
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2. |
aka
05:46
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あのね こうね
汗滴るまで音を保っておいて深くまで
絵筆返して光って描く懐かしい記憶達
ずっとね ただ一人で縋る夜は
思うよりも心待たせた
触れられた距離で
「またね」ってサヨナラして
あなたが与えた傘また差した
今まで過ごしてた部屋を出て
少し早く歩く
きっとね ただ一人で向かう朝は
思うよりもすぐ届いたんだ
カーネーションが咲くため
この栖を世界を手放した
合わされた距離で
ごめんねって扉閉めて
あなたのくれない物が
今確かにあったことを
感じながら歩いた
記憶の先へ
触れられた距離で
「またね」ってサヨナラして
あなたが与えた傘また差した
今まで過ごした部屋を出て
少しずつ早く歩けるように
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3. |
shiro
06:00
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ふらりと翳り粧う度
心地の悪い遥か先
ゆらりと含み伴う日を
昨日過ごしたの
私しかない
二つある奥に星の匂い
とうに乾く
蔑ろにもしない愛の
外へ渡る日々
あなたから垂れぬ柔らかな雫
思い出さぬ様に
遠くの街一つ飛ばし
月の大兎
ぐらりと地球に囚われない様に
二つある奥に星の匂い
とうに乾く
蔑ろにもしない愛の
外へ渡る日々
あなたから垂れぬ柔らかな雫
思い出さぬまま消えゆく残り香
ここに囚われずに
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4. |
kuro
06:06
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窓から見えた夜と空
ガラスの冷たさ触れていた
ずっと何処かが眠ったまま
私しかいない部屋の中
皴が残った服は
明日には洗うと決めていた
確かめる時間はいくらでもあった
ごめんねの後に
ほら聞こえたあなたの声は
何を言って何をかける?
記憶の奥から響いた言葉
朽ちていく碌でもなく
灰雪が指のはらで
柔い温度を受け無くなるまで
確かめる場所すら
さようならの次に
微か聞こえたあなたの声は
何を言って何をかける?
記憶の奥から響いた言葉
朽ちていく碌でもなく
理由も消えたのなら一人のまま
囚われないもう確かめないまま
ほら聞こえたあなたの声は
何を言って何をかける?
記憶の奥から響いた言葉
モノクロのまま
あなたは今何処で
何をして何を待ってる?
記憶の続きがあなたには見えたのかな
明日からこの空はまた色付くかな
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